Home > Workshop > フィルム現像編-その1 「必要な機材」


さて、フイルム現像でもしてみましょうか。 とは言っても、実際どうすれば良いのか分からないと言うのが 実情だと思います。
そこで超初心者の方のために白黒フイルムの現像方法をレクチャーしましょう。 内容はあくまでも具体的にと言うことを基本にしたいと思います。残念なことに現像タンクを買ってもそれの使い方が分かるようなもの(家電で言えば取り扱い説明書)が入っていません。 ほとんど唯一の例外がマスコのタンクでしょう。この説明書は大変よく出来ています。お持ちの方はヨーク読んで下さい。と言うわけでここでは別のタンクを取り上げてみましょう。もちろん将来はマスコのタンクについてもお話したいと思います。
フイルムのフォーマットは、35ミリからブローニーへそしてもし皆さんが知りたいならば4x5他シートフイルムについてもお話したいと思います。 では先ず35ミリフイルムからです。フイルムの種類はT-MAX400及びTri-Xを想定しましょう。 必要な機材を上げて説明します。

キング35ミリ片溝式現像タンク(初心者の方にはベルト式という選択肢もありますが、ベルトの管理等後々のことを考えると片溝ノーベルト式の方が永く使えるとおもいます。カタログ上の正式名称は35ミリNB式タンクです。)
600cc-1000ccのメジャーカップを4個できれば5個(現像液や停止液等を必要量入れておくとき使います)
2000ccのメジャーカップ1個(現像液や定着液を溶く時に使います)
写真用液温計1本(これは別に写真用である必要は無いのですが、おそらく写真用が一番安いとおもいます)
2000ccポリビン1本(定着液保存用、茶色で写真用のが安く手に入ります)
2000cc蛇腹式ポリビン1本(現像液保存用、蛇腹式が無ければ5000ccポリビンと同種の物で良い)
撹拌棒1本(現像液や定着液をつくる時に使います、写真用として色々な種類が出ていますのでお好きなものを)
コダックD-76現像液二分の一ガロン1袋(T-MAXのを使用している場合、T-MAXデベロッパーと言う選択肢もありますが1本しか現像しない時には液量を量るのがとても神経質になってしまいますのであまりお奨めしませんが、どうしてもという方はがんばって量って下さい、ただし現像後の結 果は実用上差はありません)
定着液2000cc1袋(メーカ不問、ただしスーパーフィックスタイプとレギュラーフィックスタイプの2種類のうち必ずレギュラータイプを購入して下さい、スーパータイプは強力なため定着時間の管理が神経質になってしまいます)
停止液1本(酢酸のことです、少ししか使いませんので出来るだけ少量のビンにしましょう)
水滴防止剤1本(ドライウエルのことです。予算がゆるせば購入しておきましょう)
写真用スポンジ2個(現像後のフィルムの水分をふき取るのに使用します、これは必ず写真用セルローススポンジを購入して下さい、メーカーは東レ等)
フィルムクリップおもり付き(キングやLPLハンザ等で出ていますので現像するフィルムの本数の倍用意して下さい)
時計(将来プリントをするときを考えると暗室時計が良いのですがとりあえずは、出来るだけ文字盤の大きな時計でよいです)
水洗促進剤1袋(有名なのはフジのQWですね)
フイルムパトローネオープナー(パトローネのかしめてあるフタをはずすのに使います、センヌキタイプと壁などに付けるタイプがありますが普通 のセンヌキでも代用出来るものがあります、またペンチなどで開けることも不可能ではありません)
以上で機材は全て出そろいました。これらのものは写真用品店(ヨドバシカメラ等)へ行けば全部そろいます。地方の方でもお近くの用品店で入手出来るものばかりだと思いますが不可能でしたら用品店のネット販売を利用してはいかがでしょうか。 さあ、買い出しへ出発!

次回は現像の準備を、そしていよいよ現像本番です。